今月に入って突如PCを新調することになった。OSの新規インストールから始まって種々の設定作業が漸く一段落したところ。Windows XP と Linux のデュアル・ブート体制で使用している。
Linux はこれまで Vine Linux 3.2 を使用していたのを最近注目を集めている Ubuntu に乗り換えてみようと思ってインストールしたのだけど、いろいろと細かい部分で気に入らないところが多くて結局 Vine Linux 4.2 にすることにした。
Ubuntu の気に入らなかったところというのはいろいろあるけれど、最も不満なのは root でログインできないことだった。コマンドの頭にいちいち sudo をつけるのは煩わしくて仕方ないのだけど、多くの人が愛用しているということはそう感じるのは自分だけなのだろうか。
一方 Vine の方はインストール後に最初にシステムを立ち上げた時点ですっかり気に入ってしまった。まず何よりもデザインのセンスが秀逸なのが私にとってはうれしい。もちろんデスクトップの見映えなんてものはどんなディストリビューションでも後からいくらでもカスタマイズできるけど、やはりデフォルトのデザインが心地いいというのはぜひ愛用したいという気分を掻き立ててくれるものだ。アップデートのタイミングが他のディストリビューションにくらべて若干遅いということだが、私にとってはそれほど気になることではない。何しろついこの間まで Version 3.2 を気にせず使っていたくらいだから。当面は Vine のお世話になっていくことになるだろう。