2009年9月アーカイブ

MTOS に移行

| コメント(0)

MTOS 4.31 にバージョンアップした。今年の4月に MT4.25 にバージョンアップしたことは以前のエントリーで述べた通りだけど、その後 4.26 へのバージョンアップはWingMemo: Movable Type 4.261にアップ…できませんでした(;;で報告されている問題がこのサイトでも発生して、元に戻さざるを得なかった。この問題が 4.3 以降で対処されているのかどうか把握していなかったのだけど、ダメだったら元に戻す覚悟でおっかなびっくりバージョンアップしてみたら、全く問題なく動作した。

で、その後になって気がついたのだけど、この問題に自力で対処された方がおられた。うろうろ... ●MTOS導入日誌 2009年07月29日がそれで、mt/php/lib/mtdb_base.php を一行手直しするだけで解決するらしい。もっと早く気がついていれば 4.31 へのバージョンアップにも落ち着いて取り組むことができたはずなのに、惜しいことをした。


Movable Type が GPL でも配布されるようになって以降、商用の MT でしか利用できない機能は元々使っていなかったこともあり、どこかのタイミングで MTOS に移行しようかとは従来から考えていた。Six Apart 社の日本法人が 4.3 への対応を見送ったことが、それを実現するきっかけとなった。個人ライセンスでの利用というのは気分的にどこか気兼ねしてしまうようなところがあったのたげど、GPL での利用ということになって何となく気持ちが晴れ晴れとした感じがする。

日本法人が 4.3 への対応を見送ったのはもちろん MT5 の普及に注力したいということなのだろうけど、MT5 では MySQL のバージョン5 以上が必須になり、文字コードは UTF-8 にのみ対応ということなので、正式にリリースされてもこのサイトでは当面移行はできないだろう。移行するにはまずサーバを移転しなければならないし、これまで EUC-JP で運用してきたデータベースの文字コードを UTF-8 に変換するという作業をしなれければならないが、そんなことはとてもうまくできそうにない。ほんの数年前までは UNIX といえば文字コードは EUC-JP が定番だったのに、こうした技術の進歩にはとてもついていけない。MT4 系列の今後はどうなっていくのだろう。もしかするとこれが最後のバージョンアップということになってしまうのか…。


なお、MT4.3 のローカライゼーション・ファイルには typo があり、編集画面のアイテム関連づけを設定する部分には「entry 関連づけられたアイテムはありません。」と表示されている。運用上の実害は皆無だが、mt/lib/MT/I18N/ja.pm の該当部分(3029行目)を修正すると直るので、気持ちが悪い人は直しておくといいだろう。

ウェブページ

このアーカイブについて

このページには、2009年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年4月です。

次のアーカイブは2009年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

OpenID対応しています OpenIDについて
Powered by Movable Type 4.38